最近は少なくなりましたが、昔から建っているお家の中には長屋形式のお家をご所有の方もいるかもしれません。通常の一戸建てではなく、隣家とぴったりくっついている形式ですが、これの解体工事は色々と難しいことがあるようです。
まず、多くの人が住んでいる場所ですから、解体工事と行っても、解体するお家にお住まいの方だけでなく、隣あっているお家の住人の方にも影響が出る恐れがあります。
解体して長屋同士の連結を切り離した結果、左右のお家が耐震強度的に無理が生じる場合などが代表的なものです。
しかし、それらはきちんと事前に計算した上で解体工事を行えば済むかもしれません。
まず、長屋の解体工事の際は、隣のお家にお住まいの方も含めて、長屋にお住まいの方の4分の3以上の承諾が必要と、区分所有法という法律で定められていて、勝手に工事を開始できるものではありません。
また、長屋ということもあって工事中の音や振動、粉塵などの発生が伝わりやすい構造です。工事の際にどのようなトラブルや影響があるかを、きちんと説明しなければ行けません。
長屋の切り離しや解体工事の際には、ぜひ当サイトをご利用ください。